『建築条件付き土地』を購入するには、どんなメリットとデメリットはあるのでしょうか?

『建築条件付き土地』を購入 するメリット

まず1つめのメリットとして、「立地条件のわりに土地代が安く済む場合が多い」という点です。同グレードの土地でも、建築条件なしに比べて割安になる傾向があります。建築会社や家の仕様にあまりこだわりがなく、とにかく立地条件を第1に考えている方には非常におすすめです。

2つめのメリットとして、事前に建築会社側から土地に合わせたプランをいくつか用意していただけていることがほとんどですので、建築費用の総額の予測が立てやすい事です。もちろん、建築会社との交渉次第でプラン変更も可能です。交渉力や予算次第で、間取りの自由度は大幅にあがります。自由度とスムーズさを両立できるのがメリットと言えるでしょう。

建築会社の得意・不得意により希望通りの施行にならない場合も

一方で、間取りやプランの変更をしたくても、その建築会社が得意とする施工ではなかった場合、希望が通らないということはありえます。システムキッチンが希望の会社のものを選べなかったり、無垢フローリングの施工はできなかったり…、

そういった細かい要望やこだわりは活かすことができないかもしれません。聞き入れてもらえたとしても、費用が高額になる可能性があります。

また、実際のところ3ヶ月以内にプランを決定するのはかなり大変です。その3か月の間、どのくらいの休日を「家づくり」の時間に割けますか?いざ打ち合わせをしようとしても土日祝日は打ち合わせの予約も激戦区です。思うように相談ができないままプラン締結となってしまわないように、かなり計画的に動かなければなりません。 

メリット・デメリットまとめ

『建築条件付き土地』は立地条件第一の方や素早くスムーズにプランを決めたい方にはメリットになる一方、お気入りの建築会社で施工したい方、じっくり間取りや設備などを検討したい型にはデメリットが多いようです。